今日の散歩:Royal Botanic Garden Edinburgh

植物園に行ってきました!過去二回行っているのですが両方とも時期が悪く枯木を見に行ったようなものだったので,今回は三度目の正直としての訪問でした。

早朝から大学で修論の実験準備を進めていたのですが,過去数日かけて作成していた実験刺激を誤って全部消去してしまうというトラブルが起こり,その後急いで作り直したのですが,結局外に出ることができたのは16時前でした。

 

植物園に行くには8番線のバスに乗るのですが,バス停の電子案内板に18分待ちとあったので,近くの Hunter Square で食べていなかった昼食を食べてバスを待ちました(Sainsbury で半額になっていたサンドイッチ)。写真は Square から眺めた Nicolson 通りです。

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ところが良い時間になって戻ってみると,バス停の電子案内板には Service Diverted とありました。何か事情があって迂回しているのだろうと推測しましたが,迂回した結果このバス停を通るのか,このバス停自体が迂回されてしまうのかわからず,植物園が18時に閉まってしまうのもあって,少し遠いのですが歩いて行くことにしました。

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上の写真は Princes Street と Nicolson 通りが交差する位置にあるバルモラルホテルです。このあたりから30分ほど北に歩きます。僕が立っている橋は North Bridge で,下には Waverly Station という鉄道駅があります。

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通りに緑と白の衣装を身につけた人が溢れていたので,多分何かイベントがあってバスが迂回しているのだろうと思いました。後で調べてみたところ,エディンバラに拠点を置く Hibernian というサッカーチームが,グラスゴーに拠点を置く Rangers に勝利し,Scottish Cup を獲得したとのこと。その勝利をお祝いする人たちだったようです。

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植物園の東門に着きました。この門と西門が唯一の出入り口です。

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三度目の訪問は大成功でした。園内にはさまざまな色の草や木が咲き誇っていました。名前をメモするのを忘れてしまったのですが,とくに人目を引いたのが写真の大きな木です。手前の子供と比較するとその巨大さが良くわかると思います。

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僕が個人的に気にいったのはこの花です。茎から水平に輪を描くように花が咲いていてとても面白いと思いました。中国原産の Primula Pulverulenta という花だそうで,日本における九輪草(Primula Japonica)の近縁種だそうです。

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植物園自体は無料ですが,植物園内には大きな温室があり,お金を払うと見ることができます。僕はケチなので一度も入ったことがありませんが,冬の時期でも温室は楽しめるようです。時期が悪くて外に見るものがなかった場合は是非。

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イギリス庭園らしく広大な園内は迷路のようになっており,案内板も少ないので僕のように方向音痴だとすぐ迷います。三度目の訪問にも関わらず,今日も盛大に迷いました。まあ迷うことで新しい発見があるから楽しいのですが。ただ,ここまで30分歩いたあと園内で1時間ほど迷い続けてさすがに疲れたので,以前台湾人の友達がおすすめしていた付近のチョコレートカフェで休むことにしました。閉店間際でしたが滑り込みセーフ。

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おすすめされるがまま注文したので良くわかりませんが,とても泡の多いホットチョコレートだと思いました。少しぬるかったですが味は美味しかったです。2.5ポンド(400円)と安いです。ソファに座った瞬間眠気がきて,しばし眠ってしまいました。

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このあと店を出るとき折り畳み傘を忘れてしまったのですが,店のお兄さんが走って届けてくれました。その後突然バケツをひっくり返したような豪雨になったので本当に助かりました。このほっこりエピソードがあったので豪雨も楽しめました。サッカーファンの皆さんはみなズブ濡れになっていましたが,それでも楽しそうでした。

 

大学院では Teaching の期間は終了,課題も全て提出し,修論だけに専念する期間に入りました。僕は実験をするのですが,ほぼプログラムも完成したので,再来週あたりから被験者をとりはじめたいと思っています。息が詰まらないように散歩の方も楽しみつつ,修論の方も楽しみたいと思います。