今日の散歩:Portobello Beach

Portobello Beach という浜辺に行ってきました。中心街から45番線のバスに乗ります。市街でよく見る二階建てのバスではなくて,小型の古いバスでした。この線,利用者が少ないためか,日曜日は運休するようです(実は先週失敗しました)。

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事前に「単なる浜辺だよ」と聞いてはいたのですが,やはり,単なる浜辺でした。まあ景色は綺麗なので,散歩をする分には楽しめました。子供を遊ばせに来た人と,犬の散歩をしに来た人がほとんどでした。僕は子供が遊んでるのを眺めて和んでいました。

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浜辺の端っこまで歩いて来ました。途中の案内看板に街の案内図があったので,それに従って歩くことにしました。下の写真は,端っこから見た浜辺の景色です。

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この家は,案内看板によると,街で最古の建物だそうです。まあ,だからどうした,という感じですが...笑

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その後,住宅街を通って Portobello Cemetery という墓地に向かいました。墓地には,たくさんの桜が咲いていました。小道には桜吹雪が舞い落ち,墓石には花が供えられていて,とても綺麗でした。

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残念ながらこのあたりで携帯のバッテリーが切れてしまいました。コナンドイルが幼少期を過ごした家などあったみたいなのですが,地図が使えなくなったため断念。今は警察署となっている優美な旧市庁舎はバス通りにあるので見つけられましたが,携帯が使えなくなったため,写真は撮れませんでした。残念。

 

桜が散ってしまうともったいないので,明日は植物園にたぶん行きます。楽しみです。

 

今日の散歩:Stockbridge Market

この前の日曜日に,Stockbridge Market に行ってきました。新市街を北に歩き Water of Leith という川に差し掛かった部分にあります。土曜日に立つ Grassmarket の市や Farmer's market とは違い,この市は日曜日の午後に立ちます。

 

ジョージアン様式の静謐な新市街(「新」とはいえ建設は18世紀)を北に歩くと,背の高い Saint Stephen Church があります。この教会は,ヨーロッパで最も長い振り子時計を有しているのだそうです。この辺りで左折し,少し歩くとすぐに Stockbridge です。

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あまり期待はしていなかったのですが,予想よりも活気があって驚きました。黄色と白の屋根の屋台がところせましと並んでいました。

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日常の品というより,贈答用の商品が多い印象を受けました。だいたいの食品は試食をさせて貰えたので楽しかったです。写真はドレッシングの店です。野菜だけではなくパンにつけても美味しいそうです。全部試食すれば良かった。

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まだ夜はコートとマフラーが必要なのは変わりませんが,昼間はかなり暖かくなり,散歩が楽しい季節になってきました。エディンバラ市内はかなり歩いたので,今度はバスで少し遠出しようかなと企んでいます。

エディンバラ おすすめ観光先リスト

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先日母と兄を案内したときに色々調べたのでついでに作成しました。エディンバラ旅行の際にお使いください。赤は観光地,橙はレストラン・カフェ・フードショップ,青はお土産屋・市場,緑はバス停を表します。( → English Version )

 

 

今日の散歩:Arthur's Seat

今日はとても天気が良かったので,アーサーズ・シート(Arthur's Seat)と呼ばれる丘に登ってきました。寮からは10分程度で麓まで行くことができます。以前急な方の道を登ったことがあるのですが,今回は緩やかな方の道を使ってみることにしました。

 

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土曜日だったので割と多くの人が来ていました。ドイツ語やフランス語を話している人も多く,観光客が多い印象でした。緩やかな道なので,子供や高齢者も元気に登っていました。犬を連れて登っている人も多い感じでした。

 

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少し登ると,左に聖マーガレット湖(St Margaret's Loch)と聖アンソニー礼拝堂(St Anthony's Chapel)の遺跡が見えました。

 

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これは先日,湖を逆方向から撮ったときの写真です。このように聖マーガレット湖には白鳥が沢山いて,岸を歩いていると寄ってきます(餌付けされているようです)。

 

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さて,だいぶ登りました。遠くには海が見えます。そして,海の向こうにはサント・アンドリュースのある半島が見えます。

 

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山頂に着きました。この石がエディンバラで最も標高が高い地点で,250.5m だそうです。六本木ヒルズが 238m と言えば,だいたいの高さは想像できるでしょうか。緩やかな道とはいえ,結構疲れました。

 

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頂上付近では,カップルが石を並べて自分たちのイニシャルを残していました。

 

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帰りは急な方の道を通って帰りました。手すりもなにもないので,かなり危険な部分もあります。こちらの道では,エディンバラ市街を一望することができます。

 

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というわけで,とても気分の良い天気の中での山登りでした。最近,芝生に花が咲いたり,春の訪れをつとに感じていたのですが,気づけば明日が春分の日なのでした。

 

今日の散歩:Scottish National Gallery of Modern Art

土曜日は語学の日なので,語学交換で録音した中国語を聞きつつ少し遠出することにしました。行き先は Scottish National Gallery of Modern Art という美術館です。

 

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美術館のすぐ近くには Dean Village というエリアがあり,美しい景観が保存されています。上の写真で手前にある川は Water of Leith で,川のほとりには遊歩道が整備されています。人は少なく景色は綺麗なので,歩くと楽しいです。奥のピンク色の建物は, Well Court という集合住宅で,Arts and Crafts 運動の影響を受けているそうです。

 

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美術館に到着しました。一号館の前には大きな池があり,その周りの丘には歩いて登ることができます。美術館は,入館無料です。

 

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Modern Art の美術館なので,近代(印象派あたり?)から現代の作品があります。展示数はさほど多くないです。現代美術はスルーし,ポスト印象派あたりの作品だけチラっと見ました。写真はキルヒナーの Japanese Theater (1909) で,歌舞伎の様子だそうです。
 
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外に出ると,空が晴れていたので,また池を撮ってみました。青空大事。
 
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二号館には,レストランと多少の展示がありました。写真は,エディンバラ出身の彫刻家 Eduard Paolozzi のアトリエの再現だそうです。足の踏み場もない感じです。物が少ない自分の部屋とは対極的で,こういう人が芸術を生み出すのだなあと思いました。
 
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帰り道に,St Mary's Cathedral に寄りました。中では少年がオルガンの練習をしていました。自分もいつか,教会でオルガンを弾いてみたいです。そういうバイトないかな。
 
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街の中心街の方を通って大学に戻りました。大学から美術館はだいたい50分程度で少し疲れましたが,良い休日になりました。

今日の散歩:Glasgow

明日 Block 4 が始まるのでその前にということで,グラスゴーに行ってきました。 6時半出発のバスに乗るために 5時に起きたのですが,朝ご飯を食べたり昼ご飯を作っている間にあっという間に出発15分前になり,走って出発 3分前にバス停に到着。

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バスの中で 2時間程うとうとしている内にグラスゴーに着きました。ビル,雑踏,煙草の煙,という第一印象でした。エディンバラが京都ならグラスゴーは東京というところでしょうか。着いたのがだいたい 8時半で通勤時間だったのか,鉄道の駅からは人が溢れ出ていました。周辺の諸都市からここに働きに集まるのでしょう。
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グラスゴー市街に特に見るものはなく,ショッピング街とビル街が延々と連なっている感じでした。Gallery of Modern Art (GOMA) がありましたが,開館時間前だったためスルー。騎馬像にコーンを被せているのは,イタズラではなくアートだそうです。
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あとは,George Square という広場には,スコットランドゆかりの著名人の像が数体あります。写真は蒸気機関の父 James Watt 。
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市街で退屈していたとき地図で Necropolis という場所を見つけ,名前が格好良いので向かいました。その麓には Glasgow Cathedral 別名 St Mungo's Cathedral がありました。グラスゴー大学はここで始まったそうです*1
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Necropolis は the city of the dead という意味で,お墓の丘です。迷路のようになっているので散策すると割と楽しいです。
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市街に満足したので徒歩でグラスゴー大学に向かいました。地図上では 2kmほどなので普通に歩いて行けるかなと思ったのですが,グラスゴーが坂の町だとは知りませんでした...。ヘトヘトで大学に到着し,近くのカフェ Nardini's で休憩。店の人に頼むと電源を貸して貰えました。ネットでこの辺りの見所を調べつつ 3時間ほどダラダラしました。
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復活し,大学観光に赴いたのですが,お目当ての立派な建物(University of Glasgow と検索すると出てくるやつ)がどこにも見当たりません。おかしいな,別キャンパスなのかな,と思っていたのですが,理由が判明。
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遠くから見たときは,何かモダンなビルがあるなあと思っていたのですが,工事現場のブルーシートでした。数年前,東大の安田講堂が全く同じ状況だったのを思い出しました。
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先ほどの建物の目と鼻の先に Kelvingrove Art Gallery and Museum があります。夕陽で赤い壁面が輝いていました。英国では,ロンドンの外で最も訪問者数の多い Museum なのだそうです。
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川の方に歩くと,あのカブトガニの建築家,ザハ・ハディト設計の Riverside Museum があります。大きくて迫力あります。外はスケボー少年達の練習場になっていました。
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日も暮れてきたので市街で夕ご飯を食べるために帰路に着きました。行きの丘の道ではなく Clyde 川沿いを歩くことにしました。ずっと平坦なので丘の道よりはるかに楽でした。川沿いの建物がオブジェ的に美しいので楽しいです。
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Yelp で見つけた Nippon Kitchen で,Curry Udon with Chicken ( 9.5ポンド)を食べました。店内は浮世絵が飾ってあるなど凝った作りでした。味は美味しく値段もリーズナブルなのでとてもおすすめです。
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帰りのバスの出発までどこかのバーで暇を潰すことにし, The Royal Scot というお店に入りました。グラスゴー市民行きつけの店という感じで,ちょいデブ&つるっぱげのおじさん達が楽しそうに話していました。自分もショット(2ポンド)を注文しました。写真だと大きく見えますが, 20ml (おちょこ一杯程)です。
 
丸一日かけてグラスゴーを散歩したので大変足が疲れましたが楽しかったです。美術館・博物館には一つも入っていないので,バス 4.5 ポンド, コーヒー 2ポンド,うどん 9.5ポンド,ショット 2ポンド,合計18ポンド(約2850円)という安上がりな旅でした。